三十六歌仙扁額と竜田神社

 竜田神社拝殿には、三十六歌仙扁額が歌合順に従ってレプリカが展示されています。 三十六歌仙和歌の色紙は、天皇陛下のおばあさんである久邇宮俔子王妃の書によります。
 俔子王妃は、昭和天皇陛下の正妃 良子皇太后(香淳皇太后)の実母です。三十六歌仙扁額は、俔子王妃が、色変わり・金砂子散布・豆色紙に、歌仙和歌が散らし書かれ、京都の絵師 夜久臥嶠の時代姿絵が添えられています。俔子王妃の色紙は、昭和十二年五月に奉納されました。

久邇宮家と竜田神社

 
   五個荘竜田町は江戸時代、位田村と市田村に分離されていました。また、両村は彦根藩の領地でしたが、慶応元年(1965年)彦根藩の十万石減封にともない、 加陽宮の領地に代わりました。新領主 加陽宮朝彦親王は、伏見宮邦家親王の第四子で、仁孝天皇の猶子となられました。

 明治初期に久邇宮家を創設され、久邇宮朝彦親王の第一子邦彦王ご一家が大正十三年五月に竜田神社を参拝され、本殿前に月桂樹を自ら植樹されました。ご一家は、邦彦王・俔子王妃・多嘉王・信子女王の四名で、竜田神社前の旧松久右衛門宅に宿泊されました。
 

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